9月28日、母逝去2010/10/02 18:45

2月の余命4ヶ月宣言からがんばっていた母が9月28日未明に亡くなった。
28日朝の段階では、29日が通夜、30日が告別式というざっくりな予定しか判らず、そのまま出社。上長に事情を説明しているとさらに連絡が入り、29日の夕方に通夜、30日の朝に告別式とより詳細な時間が決定。

周りはこの段階で、「早く帰ったら…」といってくれたが、色々と仕事が立て込んでたんで、29日も出社した。
周りは結構驚いていたようだが、本人としては2月の段階から覚悟していた話なので、比較的落ち着いて帰省の段取りとなった。

家族葬のため…2010/10/02 18:53

葬儀は故人と喪主の意向で、「家族葬」。香典はお断りさせて頂いたのだが、そこは会社勤めの身。
職場関係、組合関係から色々気を遣って頂いたし、個人的に香典を持ってきてくださる人もいたんやけど、丁重にお断り。

ホテルを取って、新幹線で帰省。チェックイン後、喪服に着替え、通夜の読経が終わった頃に式場に入った。

身内のほかに、ご近所さん家族もいたが、基本的に極々近しい人にしか知らせていないので、こぢんまりとした集まりだった。だが、その分、良い通夜だったと思う。

masamasaの仕事としては、頂いた弔電の順番を決定すること。会社関係などから7,8通ほどすでに届いていた。まあ、組合つながりだろうが、現役の某大臣から弔電が来ていたのは、正直驚いたが…。

翌日の告別式も基本的に身内のみ。どこから聞きつけたのか、母の友人やら某国会議員の秘書やらが弔問して頂いたが、本当にこじんまりとしたものだった。

悲しみよりも…2010/10/02 19:06

通夜、告別式を通して、自分でも意外だったのは、「悲しい」という感情があまりわいてこなかったこと。

まあ、8ヶ月もの間、ずっと覚悟してきたことだからかも知れない。寧ろ、美しく死に化粧をされた母の穏やかな顔を見て、安堵してしまった。

火葬場で母を見送ったあと、新幹線に乗り、こっちに戻って来た。
1日には出社して、弔電をくださった方などにお礼を言い、これまでの経緯を話したりした。8ヶ月もがんばった、ということを話すとき、じわじわと悲しみがわいてくるのは何故だろう…。通夜や告別式ではあまり感じなかったのに…。

今は、「寂しい」って感情が大半。もう実家に帰っても、母はいない…。父母など、自分よりも年長のものが、自分よりも先に逝くのは、ある意味仕方がないが、今までいた人がこの世のどこを探してもいないというのは、やはり寂しいもんです。