素朴な疑問2006/08/14 23:04

まあ、引越しのことはまだまたお話として続きそうなんで、時事ネタを。

明日は終戦記念日ですが、日本で話題といえば、いわゆる靖国問題です。A級戦犯を合祀している神社に日本国の首相が参拝するしないで国際問題化して久しいわけですが、masamasa的には素朴な疑問があります。

「魂ってあるんですかね」

某番組で作家だかなんだか判らん人が、「英霊」だのなんだのと好き放題言ってたんでmasamasaも好き放題書かせていただくと、 「そんな都合のいいもんがあるかい」ってなもんです。

私はいわゆる「神」って存在を信じていません。人類を万物の霊長と思い込むのは人間の傲慢さです。その傲慢な人間が創り上げた概念のひとつに「神」だとか、それを取巻く「宗教」がありますが、人間だけに都合のいいような(人の形をし、人語をつかって、人を導くといった)「神」という存在があるとはとても思えないですわ。 聖書にしろ何にしろ、いわゆる宗教の教えって言うのは、人によって編成されたものです。つまり、著作自称神様、書いた人神の声を聞いた人間またはその人間の言葉を聞いた別の人間。 今の世の中で、「私は神の声を聞き、その教えをこの著作に書き記しました」なんていうやつがいたら、一般的にどう思いますかね。

うさんくさいやろ。 魂ってものがあるとして、それが合祀って言う宗教的手続きで英霊化し、国(これもまた人間が創り上げたシステムでしかない)を護る・・・。こんな、生きている人間、特に宗教関係者やそれを背景とする政治家に都合のいいようなことが本当にありえるのかは、はなはだ疑問なんですわ。

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