ガン告知2010/02/01 21:25

実家から連絡有り、母の病名が告知された。
もちろん余命云々は、本人には告げられず、これから行う治療内容の説明がされたそうだ。

本人は至って冷静らしい。

治療内容は、電話連絡では今一つかみきれないのだが(説明を受けた父もそこそこの歳なので、説明しきれない…)、ようは抗がん剤投与のようや。
何週間か投与が続き、その後経過を観察しつつ、また何週間かおいてから投与するらしい。

肝臓が通常の1.5倍ほどに膨れているそうで、抗がん剤で通常範囲にまで戻れば、手術する可能性もある。そうすれば、延命の可能性も上がると思うのだが、どちらにしても根治は無い…。

今日明日の事ではないが…。

母を見舞う2010/02/07 19:24

土日を利用して帰省、入院している母を見舞ってきた。

母にはmasamasaが見舞いに来る事が知らされておらず(急きょの帰省ではあったな)、病室に直行したときに驚かれた。

実際に会うのはもう3年半振りになる…。ベッドに横たわる母の顔を見たとき、初めのうちは記憶している顔と一致せず、若干の違和感があった。
病気のせいだけではない。年を取ったんやね。すっかりおばあちゃん。

母はまだ元気だった。ガンである事は本人に告知済みだが、余命の話までは伝わっていない…。そうと悟られないように言葉を選ぶように会話する。初日は数時間話す。今日は30分ほどだ。

やはり性格やろう。自分が入院した事により、周りの家族のことなどを心配している。家族に関する話も多いが、大半は愚痴。

元気なうちにあえて良かったと思う反面、あとどれぐらいかと…心配になる。

移動での疲れもあるが、精神的にも疲れた。

メールじゃそこまで判らん2010/02/09 20:19

珍しく携帯電話をマンションに置き忘れて出社してしまった。
帰ってみると、父親からメールが届いていた。

「XXXと離婚することになりました」
(XXXには、母の名前が入る)

怒り心頭や。
だってそうやろう。長年連れ添った妻がガンで余命3ヶ月の宣告を受けた今になって、何がどうなって離婚やねん。

masamasaの返信は、
「そんなことをしたら親子の縁を切る」である。

その後、ちょっと携帯から目を外したときに父親から電話があったようや。留守電を聞くと「おまえも判ってへんのか?」と怒っている。

怒っているのはこっちも同じ。すかさず電話をかけ、大喧嘩が始まった。小一時間も話して、父の気持ちも多少はわかった。

父としては、あのメールに対して、「どうしたんや」と電話をかけてほしかったらしい……。
masamasaとしては文面から、年老いたとはいえ家長からの決定メールと推察したため、人間としてそんなメールを書くこと自体に怒りを覚えた。

どうも事の発端は、孫に対する母のへそくりにあるらしい。
この孫、masamasaにとっては甥にあたるが、多感な受験生って言うことを割り引いても、人としてのあり方が、masamasaの父・母と合わないらしい。この甥も小さい人間ではある。
その合わない孫に対して母は父に内緒で大学入学の資金にでもと、そこそこのお金を貯めていて金庫に入れていたらしい。その金庫から甥の母、masamasaにとっては妹、が母の言いつけでお金を引き上げたらしい。

父としては、人としてなっていない孫のことよりも、夫である自分に気を遣ってほしかったようだ。そもそも、なんの相談も無しに、そのようなへそくりをしていたこと、それを迷惑の元凶である我が甥に与えようとするのが、腹に据えかねたようで、上記のようなメールをmasamasaに送ったらしい…。

まあ、我が父ながら、ぶっ飛んだメールだった。
父は、母からいわせると浪費家で、自分の好きなものにのめり込むと生活を顧みずお金を使う人で、まあ、その意見にはmasamasaも自分の生活を顧みて、同意しないわけにはいかない。だから、妹に現金を引き上げさせたのだと思うが、妹も金には困っていることを父は知っているし、自分の知らない所でそのような動きがあったことに腹を立てている。

どうも、うちの家は、身内が死ぬ際に、一悶着起こる家系のようだ。哀しいかな、哀しいかな。

まあ、最後はなだめましたけどね。

血のつながりなんぞくそ喰らえ2010/02/09 20:41

甥の素行もそうだが、どうもmasamasaは「家族」っていうものにドライである。

素直に言葉にすれば、「血のつながった他人」である。
父、母に対する礼節・責任はわきまえているし、両親には感謝してもしきれない。私が所謂家族と思うのは、自分の目上の人に対してである。

私が、「血のつながった他人」と思うのは、姉・妹、甥・姪、それに葬式の時にしかほとんど会ったことの無いような、遠方の親類・縁者に対してである。

彼らの生き方・人としての立ち居振る舞いが、合わないのだ。
人としての根っこの部分で合わないのだから、血がつながっていようがなんやろうが、全く意見が合わない。

むしろ、血がつながっていることの方が、怖ろしく感じる。
masamasaにとって、人として最低限守らなければならないようなことを、彼らは平気で踏みにじるのだ。そんな彼らと遺伝的につながっていることは、恐怖以外の何物でもない。

んで、結論。
結局は一線を引いてつきあうしかないのだ。というか、基本こちらからどうこうすることはないだろう。
こちらから助けを求めることはない。彼らが助けを求めても、助けない。所詮は「血のつながった他人」なのだ。
逆にこういった結論に達する所が、ある意味血のなせる業かもしれない。

遺伝って怖いわな。

ちょっと自慢アンド暗い日本の未来2010/02/09 20:57

まあ、自慢というか、masamasa的には当たり前のことなんやけど、どうも「血のつながった他人」とかはそういった気持ちがないらしいってことを。

masamasaは、社会人になってからは親からお金をもらったことがない。親にお年玉をあげたり、ボーナスのお裾分けをしたり、幼少の時に母と約束をした「ダイヤモンドの指輪を買ってあげる」ってのもボーナス叩いて実現させた。
マンションを買うにしても、親からはビタ一文もらっていない。

決して裕福でない家の中で、(奨学金は全額親に渡して)大学まで出してもらって社会人になって時に誓ったことが、経済的に自立するってことだった。家族に金を出すことはあったも、決して貰わないと誓った。父・母が働いたお金は、これからは自分自身に使ったもらいたいと思った。

どうも甥は違うらしい。彼はまだ社会人ではないが、携帯電話の料金、衣食住など祖父母の世話になっていながら、声を荒げで「もっともっとよこせ」と恫喝するのだ。
与えてもらうのが当たり前で、感謝の気持ちがない。彼にいわせると彼の周りでは、それが当たり前らしい。
日本の未来は暗いねぇ。
まあ姉・妹も金額では100万円単位で、親に迷惑をかけたようで、今の日本も暗いわけだ。

まあ、人生持ち回り。そのうち自業自得なことになるだろう。
当然「血のつながった他人」には、masamasaは何もするつもりはない。

「アリとキリギリス」で、最近では最後にはアリがキリギリスを助ける展開になっているそうな。masamasaの時は、キリギリスが惨めに死んだ。(まあ、童話やし、実際のアリとキリギリスの生態とは無関係やけどね)

「正直者が馬鹿を見る」展開は、やってられんなぁ。